治験の48時間

48 Hours During the Trial
治験の48時間

治験中の過ごし方

治験中の入院生活の様子をご紹介

このページの掲載内容は、過去の実例に基づく再現です。

このページでは、治験のメインとなる入院期間について掲載しています。

実際の治験では、入院期間の1~2週間程度前に事前健康診断を受けていただきます。

気になる時間配分 何をする時間が
どれくらいあるの?

前日The Previous Day

18:00

治験の実施施設で受け付け

治験参加のための事務手続きや体調確認のための診察等を行います。

19:00

夕食

夕食の献立は…でした。
ヘルシーでなかなか美味しかったです。

夕食後

自由時間

夕食後は、消灯まで自由時間でした。交代で入浴したり、食堂で漫画を読んだり。
まるで、合宿の夜のようでした。

21:00

入浴

ユニットバスですが、きれいで清潔でした。
リンスインシャンプーとボディソープは備え付けの物がありました。

23:00

消灯

消灯前に携帯電話、スマホは施設に預けます。消灯後はカエルの声を聴きながら、気が付けば熟睡してました。

当日On That Day

6:00

起床

明るい陽射しで目が覚めました。今日はいよいよ投薬です。ちょっと緊張します。
今日は朝食なしです。

7:00

診察

血圧測定や心電図検査を受けました。
投薬前の体調を確認するそうです。

9:00

投薬

錠剤を飲みました。
利尿剤だそうです。

9:30

採血(13:00まで30分おきに採血)

今日一回目の採血です。
この後、13:00まで30分おきに幾度か採血しました。 (※治験によって、採血時間の間隔や回数は異なります。)

基本的にはベッドに座っている状態で、パソコンも使っていて良かったので、あっという間に時間が過ぎました。

13:00

採血・診察

採血後に診察を受けました。

13:30

昼食

献立は…でした。
朝食を抜いていたので、すごく美味しく感じました。

昼食後

自由時間

昼食後は自由時間でした。
昨夜預けたスマホを返却して貰いましたが、LINEの未読の溜まってること…

15:00

採血

採血後は次の採血まで自由時間です。パソコンにも飽きたので、和室で漫画を読みました。

17:00

採血

ちょっと採血に行って、その後漫画の続きを読みました。
退院までに読破する勢いです。

19:00

夕食

入院の間、わりと自由ですが食事だけはそうはいきません。
いつものように間食しないせいか、体調が良くなっているよう…

21:00

採血

今日最後の採血です。
採血担当の看護師さんとも仲良くなってしまいました。
採血後はスマホで映画を見ました。

23:00

消灯

実は既にうたた寝してましたが、改めてスマホを施設に預けて、本格的に寝ました。

翌日The Following Day

8:00

起床

起床後、問診票を書きました。

9:00

健康診断

今回の治験の最後の採血とともに、健康診断を受けました。

10:00

朝食

献立は…でした。
施設での最後の食事なので、少し名残惜しく感じました。

11:00

退院

初めての治験への参加で、少し緊張していたところもあったのか、あっという間に時間が過ぎました。

終了Finish

治験を終えて

治験者に感想を聞いてみました
どうもお疲れ様でした!初めて治験に参加された訳ですが、率直な感想をお聞かせください。まず、参加以前に持っていたイメージとのギャップはありましたか?
ありがとうございます。参加前のイメージとのギャップは、あまりありませんでした。自分の場合は参加前に他の経験者の経験談を聞いていたからかもしれませんが…。強いて言うなら、参加前に経験者の経験談を聞いた段階ではイメージとのギャップは感じましたよ。
なるほど。では、以前に参加された方の経験談をお聞きになってなかったとしたら、どういった点が想像と違ったかお聞かせいただけますか?
えーっと難しい質問ですね(笑)。
多分ですが、もっと拘束されるというか、何かに耐えるような事がたくさんあるイメージでした。確かに夜十分に睡眠をとるためにスマホを預けたり、数時間ベッドの上からあまり動いてはいけない程度の、ちょっと日常ではなかなか経験しない時間の過ごし方はありましたが…。
まあ、後は思ったより施設が広くて明るくて、想像してたのは「ザ・病院」みたいな感じだったので。
これから初めて治験に参加される方に、何かアドバイスはありますか?
うーん。アドバイスできるほど自分も慣れてないと思いますが、いいんでしょうか。 皆さん色んな理由で、参加を躊躇されると思うんです。自分の場合も同じですが、身近に経験者がいたので色々話を聞いて、あまり不安なく参加に踏み切れました。 でも身近に経験者がいなくても、きっとボランティア会の方に相談して、最終的には治験に参加したと思います。
皆さんも迷われたら、ボランティア会さんに相談してみるのが一番早くて確実と思います。
きっと一生懸命サポートしてくださると思います。